安全対策のお話しその①『足場とは』
コラム:安全対策「足場へん」
皆さま
こんにちは!! 株式会社アスベスト建物改修総研の明石です。
株式会社アスベスト建物改修総研は、『節電』『防水』『安全』を強みにしており、
アスベスト封じ込め工法であるキャスパー工法によるポマードシリーズでの施工の際の『安全対策』
について触れさせていただきます。
その『安全対策』の最初として今回は『足場』についてお話しをしていきます。
安全対策その①『足場とは』
よくドラマや漫画等で、若い人が足場作業をやっていたりしますが、年齢制限がきちんと定められており、18歳未満の者は足場の
組み立て等作業には就労できない、足場の組み立て等作業特別教育を受講していない労働者は就労できない等のルールがきちんと
定められています。そんなルールにも触れながら、お話ししていければと思います。
まず足場とは・・・
いわゆる本足場、一側足場、吊り足場、張出し足場、移動式足場、脚立足場等のように、労働者を作業箇所に接近させて作業させる
ために設ける「仮設の作業床」及びこれを「支持する仮設物」をいいます。(参考:(一財)中小建設業特別教育協会 安全衛生テキストから)
・・・難しいですね・・・ これを私なりの言葉に直すと、
『高所作業』にて、職人さんが作業に集中し、持っている技術を持て余す事なく十分に発揮してもらう為に必要で、
なおかつ安全に配慮されたものになります。 また、足場には工事内容に応じて、様々な種類の足場があります。
つまり、
安全で高品質な作業は、適切な種類の足場を組み立てるところから始まり、
最適な種類の足場を選択する事は、建物の仕上がり具合を左右する事になります。
そんな足場の種類をいくつか紹介していきます!
同じように、難しく分類すると、本足場、一側足場、二側足場、棚足場、張出足場、その他等分類されますが、ここでは、皆さんが
見た事があるような足場について紹介していきます。
■単管足場(本足場に分類)
直径48.6mmの鉄パイプの単管と、クランプ(つなぎ止め金具)を組み合わせた簡易的な足場です。
職人さんはこの鉄パイプの上で作業をします。今では見かけるケースはほとんどなくなってきましたね。
いわゆる床となる部分の足場がないので、
高所の建物等では、安全面で少し危険なので、使われる事はありません。
単管パイプとクランプを駆使することで 柔軟に足場の形状を変化させることが
出来るのが、ポイントになります。
工場等では、危険物倉庫や守衛室といった建物で簡易的に足場を組む際に使用させて頂く例があります。
皆さまのイメージだと、ホームセンターなどで簡易的な棚等で使用されていたり、工事用の囲いで
こういうのを見た事があるのではないでしょうか?
この組み合わせて作る足場の考えは、歴史が古く、「木の丸太」と「紐」で足場を作っていた時代もありました。
■くさび式足場(本足場に分類/くさび緊結式足場・ビケ足場)
工場・倉庫の改修工事で一番お世話になっている足場になります。
また、様々な新しい道具が出てきており、非常に使いやすくなってきてます。
以前は、31m未満でしたが、2015年に法律が改定され今では、45m以下まで
いわゆる地上14階15階建てに相当する高さまで使用が可能になっています。
組み立てが簡単で手直し等の融通が利き、当日分の材料を積み込んで作業を
行うので、いわゆる置き場を必要とせず、色々便利な足場になり、
非常にコストパフォーマンスに優れた足場の一つになります。
唯一の弱点は、ハンマーを使って凸凹が付いた金具を打ち込んでいくので、
ガンガンと組み立てる音がうるさいという点です。
■移動式足場(その他に分類/ローリングタワー)
足場の下部にキャスターが付いており、足場を組み立てた状態で、自在に移動する事が
出来ます。 組み立て解体が容易に行え、昇降用のはしごや作業床・手すりなどの
防護設備が組み込んであります。
その他には、
枠組み足場(本足場に分類)と呼ばれる足場等があります。ひょっとしたら、足場といえば、
こちらをイメージされている方が多いいのではないでしょうか?
この足場は、橋梁工事や、建築工事の現場で使われる事が多く、(改修工事ではない)
クレーン車で部材を荷揚げし、ピンで連結させ組み立てるので、
資材を仮置きするためのストックヤードや荷揚げのクレーン車を使用するための
広いスペースが必要となる為、工場倉庫等の改修工事で使われる事はほとんどありません。
以上の足場が皆様にとってよく見られる足場ではないでしょうか?
まとめ:
足場はご紹介させて頂いた他にも様々な足場がありますが、その全ては、労働安全衛生という法令(ルール)の元運用されています。
『足場倒壊』なんてニュースが偶に世間をにぎわしたりしていますが、
しっかりとした安全対策をして(法令を守り)
事故が起きないように、
心がけて工事を進めています。
以上が『足場』に関する事になります。
アスベスト建物改修総研は工場専門のスレート屋根壁のアスベスト問題を
解決するプロフェッショナル集団です。
昨今のアスベストの法規制への強化という時代背景を経緯に、
現場第一主義の元、現場での複合的な諸問題・課題解決に尽力し
長年にわたる試行錯誤の結果、考え出した工法と商材が、
「日本の倉庫・工場をはじめとしたスレート屋根のアスベスト問題を解決し、
空調効率UPによる電気代削減、節電効果で、エネルギー問題を解決し、
建物の資産価値を維持し、雨漏り対策を行う」
これがアスベスト建物改修総研の使命と考えております!
ご相談、現地調査は無料!です。 費用が掛かる場合は、事前にお話しをして合意の元、
商談を進めさせて頂いております。
無料例)商品説明・相談・見積もり依頼(現地調査)
有料例)アスベストの含有の有無についての調査
ここまで読んで頂き、感謝致します。
アスベスト対策の専門会社の株式会社アスベスト建物改修総研
ありがとうございました! 明石勝巳